尾瀬書美術館｢思郷館｣　【冬期休館中】

檜枝岐村の人と自然をこよなく愛した書家・丹治思郷氏の書の作品が展示されています。
入り口側壁面はガラス張りになっており、書と共に正面の燧ケ岳眺望など檜枝岐村の大自然も愉し丹治思郷の書の世界を、木の香り漂う空間で存分に堪能いただけます。

丹治思郷プロフィール 1923年－2015年 福島県二本松市（旧東和町）生れ。1948年金田心象（日本芸術院会員・鈴木翠軒門）に入門。1951年早稲田大学教育学部卒業、1973年文部省に入省、1986年兵庫教育大学教授、平成元年姫路独協大学大学院講師。書道芸術院展特選受賞、日展会友（入選12回）、毎日書道展会員（毎日賞受賞）等。1982年福島県総合美術展審査長をはじめ以後審査主任8回。1989年より東京銀座鳩居堂にて２４回連続で毎年個展開催。1998年フランス・パリにて個展開催。2012年福島県より「県外在住功労者知事表彰」を受ける。2015年、永眠。